かみさんの買い物に付き合うのは・・・
今朝、ネジ工場もようやく明るい兆しが見えて来て、ホッとしたところでいつものように散歩に出ました。
小一時間ほど近所をぶらっとして帰って来ると、家内が自転車で出掛けるところでした。「今から買い物に行くから付いて来るか?」と聞いて来たのですが、顔は「付いて来い!」と言わんばかりでした。
実は、私はずっと家内の買い物に付いて行くことは少なかったです。自分でも買いたいものがある時くらいは一緒に出掛けましたが、それくらいでした。それが、昨年の年末くらいから、度々付き合わされるようになりました。
「うーん、どうしようかなあ?」と逡巡する私に、
「どうせ暇やろ。付いて来てんか」と自転車で走り出しました。仕方なく私は黙って付いて行きました。
家内は買う物を決めてから出掛けたらいいのですが、いつもスーパーなどに入ってから、野菜だとか、あれこれと見て回り、「どうしようかなあ。今日は何にしようかなあ」と、なかなか買う物を決めません。私はカートを押して、家内のあとを面倒くさいなあ、と思いながら付いて行くだけです。文句を言えば、何と返って来るか分かりません。黙っているに限ります。
今日は結局のところわずかの食材を買っただけでした。
「え? これだけしか買わへんのかいな」と言う私に、店を出てから家内は、
「ここは、あまりええもんがなかったから・・・。次はどこどこへ行くから」と、さっさと自転車置き場から自転車を出すのです。
「他にも行くんかいな」とあとを追うと、
「当然や。あっちの方がええもんあるかもや」と先を走って行きます。私はうんざりですが、やはり黙って付いて行くしかありません。
私の住んでいる地域には、以前からある何件かの地場のスーパーや、「サ○ィ」から「イ○ン」に変わった商業施設や、駅前のかつての「ダ○エー」だった所に加えて、駅から徒歩数分のところに3年程前にスーパーが開店したし、ドラッグストアのチェーン店なんかも次々と進出して来ています。以前、私が通い詰めていて閉店したパチンコ店の後にもドラッグストアが出来たし、200メートルくらい離れたところに、さらにドラッグストアが建設中です。その前の道を少し行って曲がったところにもドラッグストアがあります。
昨秋にも工場か何かの跡地に新しく出来たドラッグストアの開店日に家内に付き合わされたことがありました。もう、自転車で10数分の半径(最も近いところは3分ほどのところにスーパーがあります)にそれらの店が何件あることでしょう?
こんなに次々と店を出すほど儲かっているのでしょうか? 借金もやっと返せて、何とか閉めずに頑張っている町工場があるというのにねえ(またか・・・)。
家内の買い物は、いつもそれらの店を2件、3件とハシゴするのです。上述の商業施設なんかに立ち寄ったりしようもんなら、なかなか家には帰れません。買う予定もないのに、服を見て回ったり、小物を扱っている店に入ったきり出て来なかったり、100円ショップに入って、散々棚から棚を見て回った挙げ句に、「気に入る物がないからもう帰ろうか」ですよ。付き合うのもホンマにうんざりでっせ。
今日も、もう帰るのかと思いきや、「あ、そうそう。○○店で溜まっているポイントがあったはずやから、付いて来て」と言われました。どらくらい溜まっているのか聞くと、「100円ちょっと」という返事。
「そんなもん、もっと溜まるまで待ったほうがええんちゃう? 高い物でも買えるやん。その方が得した気分になるで」という私に、
「どこかのアホみたいに、せっかく溜めても期限が切れてしうもうたらどないすんねん。ちょっとでも、さっさと使うたほうがええんや」と、イヤミが返って来ました。・・・・・・絶句でした。(笑)
(→こちらの記事を参照)
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