家の前の公園で
家の斜め前に○○児童公園という10坪ほどの小さな公園がある。滑り台とブランコだけ置かれている。住宅街の隙間の空き地に設けられたものだ。
日曜日など休日は近所の数人の子供たちが遊んでいる。昨日も朝から何をしているのか知らぬが、大きな声で騒いでいた。喧嘩でもしているのかと窓から見ていたが、そうでもなさそうだった。仲良く大笑いして狭い公園の中で走り回っていた。今日は学校があるはずで、静かだった。
ただ、学校が終わった夕方にはまた数人が集まって遊んでいた。帰って宿題するか、塾にでも行けばいいのに、なんてことは思わないし、うるさいから公園を閉鎖してくれと役所に訴えるような、どこかみたいにそんなことをするつもりもない。近所からもそんな苦情は出ていないはずだ。
子供たちは寒いのに元気だ。家で炬燵に潜り込んでいる私など恥ずかしいくらいだ。私もあんな頃があったのだろうか? 時に遠い昔に思いを馳せる時もある。あるいは、おじさん(じいさんか?)も一緒に遊びたくなる時もあるが、子供たちに近付くだけで、それこそ近所から苦情が出そうだ。
そんな公園に一本だけ楓の木がある。今頃? という感じだが、綺麗に色付いていた。
景色の良い所へ行って紅葉狩りだとか、そんな遠出することは、今年もなかった。感染したらイヤだとコロナのせいにしているが、実際は経済的に余裕がないのである。近場で季節の移り変わりを少し楽しむだけの日々だ。
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